書評

SHOE LIFE「400億円」のスニーカーショップを作った男 を読んだ感想

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ミズン水上 1971年生まれ 大阪府堺市出身 堺っ子体操と堺かるたが得意な生粋の堺っ子 新しいものが好きな泉北沿線民 大学卒業後、仕事でWindows3.1でパソコンに出会い趣味がパソコンに。 スマホ黎明期のiPhone3GSでさらに人生観が変わるほどのショックを受ける。 営業、家電販売、携帯販売、飲食店、ビジネスコンビニなど自分探しを続け 趣味は転職といえるくらいの転職経験数。 一次情報重視であらゆる事象を自ら体験しては検証する人。 できるだけ多くの方に新しいものやハイテク機器の楽しさを伝えるために日々活動をしています。

スニーカー並行輸入販売の成長の過程話なんですが、あっという間に読み切ってしまいました。

 

突き刺さったのが筆者が好きなな野生の雉のと情報の取り入れ方。

中国の荘子の言葉
沢雉十歩一啄、百歩一飲、不期畜乎樊中、神雖王不善也

「澤雉は十歩に一啄し、百歩に一致するも、樊中に畜わるるを期めず。神は王なりと雖も善まざればなり」

野生の雉は十歩ごとに餌を食べ、百歩ごとに水を飲む苦労をしなければ生きていけない。だが、彼らは鳥かごで飼われようとは決して思わない。

「飼われた雉」でいるか、「自由な雉」でいるか

籠の中は餌に困ることはないが、自由に飛び回る楽しみがないと心が楽しくないということ。餌の苦労をしてでも自由でいたいということです。

私もカゴの中でいるのが無理だからフリーランスの道を選びました。

自分で餌を探さないと生きていけないですが、自由を得るための苦労だからガッテン承知の助で問題ないわけです。自由のために戦うことが生きる糧なので。

壁にぶち当たったら鳥籠の雉のことを考えるつもりです。

 

もうひとつ興味深いのが情報入手の方法。

筆者は商売は何事も最速が全てということで時間に執着するという考え方です。

「チャプターに行けば、新しいスニーカーがある」

そのために自分で入管手続きをやったり、関税を減らしたり、海外送金を最短の銀行を探したりする姿勢は見習いたいと思います。

その際に必要なのがリアルな情報。

●毎朝4時からの1時間の散歩でどうやって儲けるかを考える。

●気になる新聞をスクラップし半年後や1年後に見直して予想の答え合わせをする

●人とあっての会話でいろんなリアルな情報を仕入れる。

●ネットニュースには大した情報が出てないから見ない

●自分の考えを毎日毎日反省して変えていく

要約するとこんな感じ。
スクラップの方法は少し違うが、自分もしてるのでなんか嬉しかった。(日経電子版のスクショ)数ヶ月後に見直すとマジで勉強になります。

ウェブサイトはソースが曖昧だし、嘘大げさ紛らわしいので距離を置くべきなんですよね。

私も街角ウォッチングをしてます。行列があればその理由を考える。スーパーで欠品の棚の商品を見て売れ筋を分析する。

うまく説明できませんが、どこかで何かが起こってることを繋ぎ合わせると色々見えてくるんですよね。

自分に関する私利私欲に関する予想以外はよく当たります。

あなたも来年はスマホを手放してリアル重視で行くべきなのかもしれませんよ。

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