大阪以外では伝わらない話ですが、個人的に最近気になる話題なので。
北浜東店と中崎西3丁目店と幸町1丁目が年明けてバタバタと閉店したんですよ。
こデリはダイエーが大阪で運営してるまいばすけっと的な店です。
CoDeliとは何ですか?
ダイエーが新たにリリースした、都市型スーパーマーケット“CoDeli(こデリ)”は、都市生活者の健康的でスマートな食生活をしっかりサポートします。 朝食やランチに最適なオリジナルのお弁当や、夕食に便利な帰宅後お手軽に調理できる冷凍食品などを品数豊富に取り揃えています。
2021年くらいからオープンしたスーパーとコンビニの中間的なお店ですが、24時間営業ではありません。
現在12店舗
なんで閉店になったのかマーケティング的に分析してみます。
CoDeli閉店ラッシュの理由考察
①中途半端な品揃え
スーパーとコンビニの中間的な感じですが、個人的に思うのは中途半端な品揃え感
ローソンストア100ほどのお買い得というコンセプトではなく、旭ポン酢や高級な食材やトップバリュ、野菜、などごった煮感な展開が支持されてないように感じます。
立地的にハイソなエリアだから高単価なものも置いてるんでしょうが、それなら閉店しないよなと。
最近トップバリュのノンシュガーミントのど飴にハマってるんですが、CoDeliで見かけない方が多いのはなーぜなーぜ?
②駐車場がない
閉店した北浜はファミマの後に入ったけど、土佐堀通沿いなので車利用者の店前停車が厳しい。そして土日はビジネス街なので人がいなくなる。
ビジネス街向けではないよなと。
③スーパーと競合立地
北浜のあの辺りにはコンビニはないけど、近くにちょっと行くとスーパーライフがある。
幸町もライフや関西スーパー競合するし、さらにローソンもある。
中崎西もイオンスタイルがありますからある意味自社競合のカニバリズムですよね。
スーパーがあるならあの品揃えでは正直しんどいなと
安いなら安い。高いなら商品にこだわる
アレもこれも全方位向けのお客様向け対応したのが失敗な感じがしますね。
ダイエーもそういう感じで手を広げてアレだったから歴史を繰り返しただけなのかもしれません。
コデリにも使われてるオレンジのDaieiのマークが寂しく見えますね。
なぜこんな分析をするのかって?
自分ごととして考える癖をつけたいから。
VUCA(ブーカ)な時代を乗り切るためです。
物事には必ず理由があります。
その理由を考えることで不確実性な時代を乗り切る自分の考察力を高めていきたいから。
気になる人はマーケティング分析にお付き合いくださいませ。