今朝発表された消費者物価指数
多くのメディアの論調は13ヶ月ぶりに3%割れで上昇ストップで伸びも鈍化いう感じですね。
わかりやすいのがこのグラフ
https://twitter.com/KoheiMorinaga/status/1715152438762836450?s=20
裏返すと13ヶ月連続で物価3%上がり続けてるんですよ。給料はそんなに上がってないのに。
日銀様がインフレ目標してるからゼーレみたいに思惑通りなんでしょうけど細かく数字を見ていくと庶民にはかなり震える内容。
品目別では、生鮮食品を除く食料が8.8%上がった。原材料費や輸送費の上昇を販売価格に転嫁する動きが続き、レトルトカレーやアイスクリーム、炭酸飲料などが値上がりした。
トイレットペーパーなど家事用消耗品は12.7%上昇。携帯電話の通信料も10.2%上がった。
エネルギーは11.7%低下した。このうち、電気代が24.6%、都市ガス代が17.5%それぞれ下がった。燃料や原料となる液化天然ガスなど資源価格の下落と、政府による価格抑制策が影響した。
エネルギーは国の補助とかで下がったんですが、円安などの要因で食料品は上がったまま。
これは家計に響いてると思うので調べてみると日経が有料記事でそのネタを
40年ぶりにエンゲル係数26%超えとのこと
大昔習ったエンゲル係数。食料品は生活必需品なので削れないものですが、その構成比が上がってきてるいうことは他に回すお金(遊興費)も減るということ。
毎日同じ時間に電車乗ってますが、最近夜の人出が減ってきてるの実感は気のせいじゃないですよよね。コンビニスイーツの品揃えが良くないのも根っこは同じような気がします。
インバウンド頼りよりも国民が豊かになる方が大事だと思うんですけどね。
なんでこんなこと書いてるのかって?
未来を予測することでリスク回避を狙ってます。
台風が来るとわかっていれば対策できるでしょ。
インフレと購買力低下で何が起こるかを考えて影響を最低限に抑えることが目的です。
防災や減災と同じですね。
不景気かのインフレ=スタグフレーション来なければいいんだけど( 震)