大阪のIR元々応募事業者が1つしかなかったんですが、オリックスMGMグループに正式決定したという発表がありました。
MGMリゾートもリリースを流しております。
https://www.mgmresorts.co.jp/news/1098/
なんかすんごい開発予定図。
大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業 設置運営事業予定者の選定について
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=42556
初期投資が1兆円 USJの立ち上げが2000億なので半端ない水準。
詳しく見ると
国際会議場施設 約3.7万m² 最大会議室 6,000人超収容
展示等施設 約3.1万m² 展示面積 2万m²
関西イノベーション・ラボ
魅力増進施設 約1.5万m² ガーデンシアター 関西ジャパンハウス
三道体験スタジオ ジャパン・フードパビリオン
関西アート&カルチャーミュージアム
送客施設 約1.4万m² 関西ツーリズムセンター
バスターミナル、フェリーターミナル
宿泊施設 約28.9万m² 客室 約2,500室 レストラン、プール、
フィットネス 大浴場、バンケット 等
エンターテイメント施設 約1.3万m² 夢洲シアター3,500席 等
飲食・物販・サービス等施設 約31.0万m² 飲食施設、物販施設 駐車場
エネルギーセンター 等
カジノ施設 約6.1万m²
合計 約77万m²
飲食物販とホテルが2トップ カジノはそんなに大きくないんですね。シアターも作るのかと。やっぱりやる気マックスオリックスという感じ。
先日TBSラジオの日曜サンデーで初めて知ったんですが、IRにカジノを置く理由がすごいんですよ。
IRとは、「Integrated Resort」の頭文字の略称
通常は統合型リゾートと呼ばれています。民間事業者がホテルやレストラン、ショッピングモール、エンターテイメント施設、国際会議場・展示場、カジノ等の施設を一体的につくり、運営するものです。民間ならではの自由な発想で、ビジネス客からファミリーなど幅広い層が昼夜を問わず楽しめる魅力ある施設と質の高いサービスが提供されます。
シンガポールの3棟のビルの上にプールがあるアレ。
マリーナベイサンズもIRとのこと。シンガポールは民間業者を競わせてコンペして勝利者にカジノの権利を与えて、地域を代わりに開発してもらうシステム。基本的にIRはカジノの収益だけで全体のリゾート事業を運営しているそうです。
どのIRの収益の7割くらいがカジノだとか。
つまりそれだけ胴元が儲かるというシステム。( 震)だから独占権利を与えるために競わせてカジノ権利を与えるんですよ。大阪は1社だけなので不安だったんですが、関西三空港と絡めるおつもりのオリックスがかなり気合を入れてきたようです。
万博には間に合わないで2020年代後半になりそうですが、日本政府が選ぶIR3カ所に入れるか動向に注目しましょう。