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コンビニフランチャイズ経営にミニストップが一石を投じた件

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ミズン水上 1971年生まれ 大阪府堺市出身 堺っ子体操と堺かるたが得意な生粋の堺っ子 新しいものが好きな泉北沿線民 大学卒業後、仕事でWindows3.1でパソコンに出会い趣味がパソコンに。 スマホ黎明期のiPhone3GSでさらに人生観が変わるほどのショックを受ける。 営業、家電販売、携帯販売、飲食店、ビジネスコンビニなど自分探しを続け 趣味は転職といえるくらいの転職経験数。 一次情報重視であらゆる事象を自ら体験しては検証する人。 できるだけ多くの方に新しいものやハイテク機器の楽しさを伝えるために日々活動をしています。

ミニストップがフランチャイズの黒い部分に踏み込んできた改革をして驚きました。

 コンビニエンスストアのミニストップは25日、現行のフランチャイズ(FC)契約を大幅に見直すと発表した。2021年9月以降、本部が一定の経営指導料(ロイヤルティー)を徴収する仕組みを廃止し、利益を両者で折半する。こうした仕組みは業界初という。コンビニ各社は店主の負担軽減のため、ロイヤルティーを含めた取引関係の在り方を模索しており、同様の試みが広がる可能性がある。
新制度では、店舗の売上高から仕入れ原価や人件費、商品の廃棄費用など店舗運営に掛かる経費を差し引いた額を事業利益とし、加盟店と本部で原則折半する。現行のFC制度では経費は考慮されず、仕入れ原価のみを差し引いた粗利益でロイヤルティーを算定し、赤字でも徴収していた。新制度に移行すれば売り上げ増が加盟店の利益につながりやすくなる。1日当たりの平均売上高が50万円の場合、利益は現行に比べ15%増えると見込んでいる。

何が一石なのかというとこの制度では仕入れが経費になるんですよ。

フランチャイズなのにロイヤリティー廃止

コンビニのフランチャイズは仕入れからも本部が歩合(ロイヤリティー )を取るのが原則。経費という考え方は皆無でした。

コンビニといえば節分やクリスマスケーキなどのキャンペーン時の本部発注が多いのが問題でしたが、それからも歩合を取っていたので、店舗的には仕入れて売れなかった大損。あれが経費じゃなかったわけです。( 売れてなくても歩合取る)

新制度では、店舗の売上高から仕入れ原価や人件費、商品の廃棄費用など店舗運営に掛かる経費を差し引いた額を事業利益とし、加盟店と本部で原則折半という方式に。

コンビニの廃棄や人件費がようやく経費に認められる

コンビニフランチャイズが奴隷契約とか言われてるのは何でも歩合をとられるから。まあブランド借りて商売してるから仕方ないけど、本部の影響が強すぎたのは事実。ミニストップ コンビニ三強からやや離れてる業界4位だから、業界のルールを逸脱したという感じでしょうか。

公正取引委員会の指摘も影響あったはず

売上増えたら利益増えるし、廃棄も経費なのは他の業界から見れば当然なんですけどね。ミニストップは契約社員からのオーナー育成もしてるし、コンビニ経営者不足で悩んでる可能性が多いので、独自路線に舵を切ったということでしょうね。

 

他のコンビニは真似してくるとは思いません。かなり本部の利益が減るから。

元々ミニストップ はイートイン、店頭でのスイーツ販売などのアイデア企業だし、ずっとおにぎり100円という攻めてるコンビニでもあります。

最近足が遠のいてたんですが、これから応援購入していくようにしますわ。

 

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