最近マーケティングが明らかに変化してきていることにお気づきでしょうか?
以前から注目してたアウトドアブランドのパタゴニアが色々仕掛けてきております。
6月の話ですが、京都のお店を期間限定で中古と修理の店に業態変更してたんですよ。
その理由を平たくまとめると
地球のこと考えるともう新しいの買わなくていいやんか愛着あるものを治して使いましょう。
昔とあるビジネス書で知った話なんですが、感謝祭やブラックフライデーのセールの時にパタゴニアはこのジャケットもう買わないでという新聞広告を出したんですよ。環境に負荷がかかるという理由で。
ちゃんとパタゴニアの自社サイトに掲載してますね。
私たちは環境を改善するための仕事をしているのですから、お客様に「購買はよく考えてから」と奨励しないことの方が偽善なのではないでしょうか。
アパレルは環境に負荷がかかるからナチュラルコットン素材に切り替えたりしてるんですが、今回は修理や中古販売という角度での宣伝じゃない販宣伝スタイル。
環境を守る会社であるとアピールすることで消費者からはちゃんと地球環境のことを考えてると信用されますよね。
これが応援消費やストーリー消費につながっていくわけです。
ストーリー消費とは
商品が誕生した経緯や商品に携わった人物が付加価値となり、これらに対する魅力を感じた結果として商品を購入する消費行動を指します。
有名なのはApple
一度会社を首になったジョブスの復活ストーリーは痺れますよね。インターネットのためのスケルトンiMac。iPodやiPhoneを作り上げたことはやっぱりすごいですよ。
開発秘話や裏話を知ることでファンになってその企業を信用することで応援したくなる。そして購買に繋げていくことです。
新商品発売宣伝やCMどーんという時代じゃないんですよ。
新商品でますけど修理もできますよ。ちゃんと我が社は環境にも配慮してますよ。
これが消費者に突き刺さる共感となったり寄り添いになるんですよ。
ヤングなZ世代は生まれながらにエコ社会に成長してきたのでその商品は環境にやさしいかどうか、社会貢献してるかで消費行動を考えてるそうです。
これからの消費中心の世代に支持されるのは地球にやさしいかどうかもいうこと。
起業ストーリーは人それぞれ。磨き上げることで差別化にもつながります。あなたも意識してみてはいかがですか?