先日ある本を読んでてなるほどなというワードラックがあったのでご紹介しておきます。（Twitterでは入らないので）
「俺は新聞を読まないことにしている」と、一匹狼のエコノミスト、ナシム・タレブが私に話したことがあることもあろうに、新聞記事用のインタビューの中でだ)。
彼が新聞を読まないようにしているのは、「新聞は読者を愚かにしていくだけだから」だそうだ。 「新聞は毎日、何かしら新しい物語を創り出さねばならない。エンジニアが『シグナルとノイズの比率』と呼んでいる指標で示すとお粗末な結果しか出ない。しかも、ニュースが報じた重大事件のうちどれが本当に重大だったのかがわかるには、何週間も、いや何年も経ってからのことだ」
2008年の金融危機を予言したナシーム･ニコラス･タレブのインタビュー
ブラックスワン著者｢痛みを伴う現実への回帰に備えろ｣ #会社四季報オンライン https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/649788
確かに再び金融バブル崩壊の可能性はありますよね。
台風ニュースばっかりだけど外見たら状況見たらわかりますよね。
がらんとした駅に行って、安全な場所という海沿いのホテルの一室に行ったり、ゴルフ練習場の支柱や倒れた街路樹を写すことがニュースなの？
ニュースを辞書で引くと
まだ一般に知られていないような、新しい、または珍しい出来事の報道・知らせ。
新しい話題を探してるというより映える映像を探してるだけでしょ？
Twitterのトクダネに相互フォローとDM依頼するのと同じ穴のムジナ
昔の報道はもっと骨があったように感じるんですけどね。
言いたいことも言えないようなポイズンだから仕方ないか。
新聞は毎日、何かしら新しい物語を創り出さねばならない。
テレビも新聞と同じ。毎日番組に合わせてその日ネタを探すわけですが、そのネタが大事なニュースかどうかその日ではわからないことですよね。
私も日経電子版を読んでますが、30日前の新聞を改めて見るようにしてます。
この報道正しかったよねとか、変にから騒ぎしただけやんとか後追いできるので。
反省会がないから映えるものを追っかけるだけ。
だから何も残らない。
知りたいことは倒木じゃないんですよ。
ニュースのワイドショー化が始まって私は生でテレビ見る機会が減ったのかもしれません。
今日知りたいのはこういう話ですよ。
昭和20年8月15日、終戦を知った16歳の少女は自決を決意し、自決用の絹針を衿から抜き取って、浜離宮に向かった。
その時、目の前に大型トラックが止まり、兵隊がなぜかビールを配り始めた。ビールを飲んで酔った少女は死ぬのをやめた。
少女の名前は初井言榮。後に『天空の城ラピュタ』に出演。 pic.twitter.com/xbofOm0en4
— 中井かんいち (@ichikawakon) August 14, 2023
16歳の少女がなぜそう思った理由とかが気になるわけです。
別にその日の特ダネを追う必要ないんですよ。
そういう意味では2時間オープニングで振り切ったラヴィットはまだ攻めてるのかもしれません。
そらテレビ離れに加速するよねと
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