書評 言葉の薬 WORDRUG

好きなようにしてください たった一つの「仕事」の原則 読んでみました。

syukyu3

ミズン水上 1971年生まれ 大阪府堺市出身 堺っ子体操と堺かるたが得意な生粋の堺っ子 新しいものが好きな泉北沿線民 大学卒業後、仕事でWindows3.1でパソコンに出会い趣味がパソコンに。 スマホ黎明期のiPhone3GSでさらに人生観が変わるほどのショックを受ける。 営業、家電販売、携帯販売、飲食店、ビジネスコンビニなど自分探しを続け 趣味は転職といえるくらいの転職経験数。 一次情報重視であらゆる事象を自ら体験しては検証する人。 できるだけ多くの方に新しいものやハイテク機器の楽しさを伝えるために日々活動をしています。

書店でジャケットと仕事の迷いにストーリーとしての競争戦略の著者が答えを示す!というタイトルが気になったので読んでみました。

 

 

知らんかったんですがNewsPicksの人生相談をまとめた書籍なんですね。

テンプレ的に似たような就職の悩み ベンチャーか大手か インターンになるか 転職するか みたいな
相談をひとまず 「好きなようにしてください。 」という返しから始まって終わる進路相談集。

SING LIKE TALKINGならぬ TALK LIKE WRITEING
まるで会話のように書かれてる文章が読みやすいしグサグサ突き刺さっていく。

オチも好きなようにしてくださいなんだけど、そこまでにいくまでの話が深いし、パワーワードだらけ。

いくつか書き出してみると

ワクワクしない仕事はそもそも成功しない
自分が面白くない仕事での起業は犯罪行為

人生はトレードオフ その本質は何をやらないか決めること

趣味と仕事は違う。自分のためにやるのは趣味
自分以外の誰かのためにやるのが仕事
受益者がまずいて、なんらかの価値を感じて対価をもらうのが仕事

自分以外の誰かの役に立つこの一点で世の中となんとか折り合いをつけて仕事を仕事として成立させている

人生に危機はない 危機は戦争と疾病だけ

好き嫌いと勘で自分の土俵の輪郭を描くのがキャリアコンセプト

「 リスクというのは自分が、それがリスクだとわかってない状態のこと」

人が勉強する目的は自分の頭で考え自分の意見を持ち、それを自分の言葉で表明すること
=教養

スーパー専門者を極めろ器用貧乏の先に器用リッチがある

キャリアは計画できるものではない
これをやりたいのかなあーという意識だけでいい

完璧な環境 最適な環境など存在しない
目の前の好きなことに打ち込むべき

仕事の価値は過去が決める

上司による評価の意味合いは、あなたの上司に対する評価に依存する

川の流れのようにと時の流れに身をまかせの豪華デュオが人生訓
やりたいと思ったことは全部やる
成り行きで好きなことをして試行錯誤する

入金がなければビジネスではない

思い込んだらそれが適職
キャリア構築は芸風探し
答えは誰も教えてくれないもの

所詮人生は成り行き キャリアの目標を決めることは不幸ということが最高でした。

400ページもあるけど一気に読みきってしまった。

ハロルドジェニーンと刑事コロンボの言葉を励みに経験をビジネスにできるように時の流れに身を任せて頑張りますわ。

習求さんで確認したい素朴な疑問や質問はこちらか LINE@syukyu3まで

Follow me!

-書評, 言葉の薬 WORDRUG

PAGE TOP