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マザウェイズが破産した理由を考えてみる

先日話題になったのが、マザウェイズの倒産。

子育てに縁遠いこともあって全く知らないブランドなんですが、実質大阪の会社なんですね。

子供服の「マザウェイズ」破産 全国100店舗閉店へ

首都圏を中心に子供服店を展開するマザウェイズ・ジャパン(大阪市)と関係2社が6月30日に大阪地裁へ自己破産を申請し、7月1日に保全管理命令を受けたことが帝国データバンクの調べでわかった。全国の約100店舗は近く閉店する見通しだという。負債は3社で計約72億4千万円。

マザウェイズ・ジャパンは1991年設立。「motherways(マザウェイズ)」のブランドで、主にショッピングセンターに出店してきた。企画した服やベビー用品を中国の業者に委託生産することで、手頃な価格で提供していた。2019年1月期の売上高は約83億円に達したが、同業他社との競争激化などで、採算が悪化。急速に店舗を増やしたことで借入金も増え、資金繰りが苦しくなったという。

不勉強で全く知らないブランドだったのでピンときてません。でも門外漢でも事情を知ることはマーケティングという学びには必要なので。

 

公式ホームページは残務処理という感じ。再建するかどうかはわかりません。

 

なんばパークスにあるというから認知度はあるんでしょうけど。出店が路面店ではなくて、ショッピングモールばかり。 単価から考えるとかなりの個数を売らないといけない状況。

SNSをみると惜しむ方が多いので商品ではなく、店舗拡大の問題のようですね。店舗の電話が固定電話じゃなくて携帯電話なのは経費削減策なんでしょうか。

驚いたのが後日談的なこの記事。

子ども服ブランドの倒産、店舗数の割に知名度が上がらなかったワケ

 マザウェイズ・ジャパンは子ども服小売業者。当初は英国の有名子ども服ブランドのフランチャイジーとして設立された。2000年には自社オリジナルブランド「motherways」商品で統一。アイテム数は常時4000種以上を取り揃え、中心価格帯は1990円と、ファストファッションや百貨店ブランドと競合しない中間価格帯で展開していた。

その後、スケールメリットを求めてショッピングモールへの出店を続け、事業を拡大。05年には、25店だった店舗数は18年には98店まで増加。売上高も19年1月期には年売上高約81億円を計上するまでに至った。

しかし、店舗数に比べて「motherways」のブランド力はいまひとつ。原因は商品性と価格帯にある。共通のロゴやキャッチーなデザインがない製品は、はた目には「motherways」だとはわからない。

さらに近年は女児向け商品が大半を占めていたこともあり、男児の親には知名度は上がらなかった。ファンであった顧客でさえも子どもの成長により数年で店から離れるという子ども服特有の悩みもあった。

さらに、安くもなく高くもない中間価格帯は、普段着にはぜいたくだが贈答品には物足りないという認識を持たれていた。

店舗を増やすことで17年までは右肩上がりの売り上げを続けていたものの、その後は横ばいを維持するのが精いっぱい。収益面をみても店舗数を伸ばしているさなかの13年には円安が進み、さらに、中国での人件費高騰などから原価率は円高時に比べ5割増しとなったことで利益は減少。最新期の1店舗の年間収益は平均13万円、店舗がひと月に上げる収益は1万円程度だった。

経営は銀行からの資金調達を繰り返すことでなんとか回っていた。しかし、直近2年は資金調達も計画通りとはいかず、資金繰りは綱渡り状態が続いたことから事業継続を断念し、6月30日に大阪地裁へ自己破産を申請することとなった。

イギリスのライセンス契約商品を中国で作っていたということ。
百貨店でもファストファッションでもない間を狙ってた戦略ですね。

WEB見る限り商品もデザインも個性的。なのに店舗の利益が月1万円。
ユニクロなどの子供服拡大で薄利多売が限界に来てたようです。

ブランド統一してないようなのでローコスト経営はできてないのが原因かと。

子供服で有名な西松屋の運営が興味深いんですよ。

最近視聴をサボってるカンブリア宮殿でやってたんですが、店長は一人で最大5店舗を管理。店長はレジも発注もせずに、担当してる店舗を回ってスタッフの作業スケジュール管理と店内管理 。レジや商品整理はアルバイト任せ。

発注は全国売り上げデーターの集まる本社で一括発注。人件費の効率化と分業化でコストダウンしてるんですよ。本社に店舗を模したスペースがあり、効率の良い展示や什器の置き方を研究。現場での問題点をスタッフからも拾いあげていくことで西松屋は急成長していったようです。店長の人件費が減らせるのがメリット。

マザウェイズはブランドの統一が曖昧だったようで、スケールメリットを追求した結果ショッピングモール系が多くなり、店舗でのコストがかかりすぎてたように思えます。人件費の問題もありそう。

少子化なのに商品の主力は女の子だけ。ある一時期しか利用しない業態というのも問題だったのかもしれません。

しまむらやユニクロの子供服拡大1000円以下の子供服が増えてきて西松屋も業界自体も少子化で安定とは言えない状態。

少子高齢化で確実に人口現象社会の影響が出てくる時代になります。智慧を絞って売り上げを維持できるようにしましょう。

質問やお問い合わせはこちらこちらか LINE@syukyu3まで

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